排土作業

 令和元年東日本台風の災害復旧が進んでいる。長野県内の千曲川流域では、農業用頭首工771カ所が被害を受けた。県内の農業関係の被害額は668.3億円と見積もられ、農業関係では、記録が残る過去40年間で最大の被害額となっている。被災した畑や果樹園に堆積した土砂は、107万1千m3に上るとみられ、6市町村の計869haに堆積している。現在、その土砂の撤去作業が進んでいる。暖冬で雪が少ないのがせめてもの救いか。

 その他にも、①被災した果実の処分、②農業用ハウスの再建、③農業用倉庫、果樹棚の再建、④農業用機械の修繕、再取得、
⑤水田の復旧、⑥果樹の植え替え、樹勢回復など、問題は山積みである。

 自宅を失った農家は、まずは生活基盤の再建が第一となっている。国、県、市町村、農協、建設業界など各種団体が総力を挙げて復旧に取り組んでいる。

堆積土の山

排水作業と並行して排土

ぬかるむ堆積土

耕作道上の堆積土

樹園地内の排土作業

被災農機具