ソーラーヒーターを設置して1か月半ほどたった。本日の水温は53度。200リットルあるから風呂にも使える。53度では熱いので灯油ボイラーの手前で45度下げている。
水の流れについて順を追っていくと、

①地中の水道管からの水を既設ボイラーと温水器への配管にバルブで分岐させる。既設ボイラーへは通常止めておく。
②そのため、通常は水道水は温水器に送られる。
③温水器タンクの下から水が入り、温まる。家の中のお湯の蛇口を開けるとタンクの上から温まったお湯が出て行く。レバーを水にすれば当然水が出る。

④タンクには内圧がかかっており、お湯を使った分だけ水が補充される。
⑤温水器からのお湯はボイラー手前のミキシングバルブで、水と混ざり希望した設定温度の温水となる。
⑥温水器からのお湯が設定温度以下の場合はボイラーが点火。設定温度になるとボイラーは停止。
⑦ボイラー経由で家の中でお湯が使える。これらが全自動となっている。

 1日半の工事であった。灯油の使用量がだいぶ減ったと思う。というのは、ボイラーの点火時間が極めて短くなっているからだ。最初のバケツ1杯くらいは水が出る。温水器とボイラー間のパイプの水が冷えているからだ。温水器のお湯がボイラーに届くとボイラーがお湯の温度を感知して停止する。温水器とボイラー間の距離が短かければそれだけ効率がよいことになる。昨年1年分の灯油使用量はわかっているので、温水器設置後の灯油1年分と比較してみれば、灯油の節減量がわかる。ボイラーの稼働時間が短いということは、ボイラーの寿命も延びるだろう。

 常時200リットルのお湯を蓄えているので、断水などの非常時の備えともなっている。停電でもお湯が使える。直圧式のため地上でも屋根上でも使用できる。地上設置の場合は、設置およびメンテナンスが容易である。耐久性は1.2Mp、通常使用水圧は0.6Mpを想定している。太陽光のエネルギー変換率は約20%といわれているが、太陽熱のエネルギー変換率は約50%といわれており、エネルギー変換率が高い。100リットル、150リットルのタイプもある。