毎日暑い日が続いている。先々週は新潟、先週は東京に行った。どこに行っても冷房である。我が家は冷房していない。だから暑い。

 日本の発電力の供給量割合(火力・水力・原子力・風力・地熱・太陽光等)は、水力8.4%、再生可能エネルギー1.6%、原子力1.7%、LNG42.5%、石炭27.6%、石油18.3%である(2012年現在)。福島原発事故以前は、原子力が約30%を占めていた。

 冷房の電気エネルギーの88%は化石燃料を燃やしている。我々は暑い暑いと言って、石炭や石油やLNGを燃やして”涼”をとろうとしている。だから地球は益々暑くなる。暑いから更に化石燃料を燃やす。どこか変だ。

 ”涼”をとるために化石燃料を燃やすのは、それが一番経済的だからである。先のことは考えない。自分の身の周りが涼しければよい。自分の部屋が涼しければよい。熱気は外に出そう。外に出た熱気がどうなるかは考えない。とりあえず涼しくなるために、石炭や石油を燃やす。地球が温まることと、自分の部屋が涼しくなることは別問題なのであろう。

 風鈴や打水で”涼”をとったのは遠い昔だ。