相続の話を聞く機会があった。

・相続財産の約5割が不動産といわれる。
・不動産は分割しにくい、分割すると価値が下がる。
・よって相続税対策として流動性のある資産の必要性が出てくる。
・税金は稼いだ時(所得税、住民税)も使う時(消費税)も遺す時(相続税)もかかる。
・財産の分割には、現物分割、換価分割、代償分割がある。
・相続税は、相続発生から10ヶ月以内に現金で納付する。
・生命保険の非課税枠は、法定相続人×500万円。
・生命保険は、一般的に「受取人固有の権利」。
・よって遺産分割協議が整わなくても請求できる。

しかし、このような相続も。

以下、信濃毎日新聞 2014年11月5日の記事から抜粋

細井和喜蔵、『女工哀史』の作者。妻は細井としを。細井は体が弱かったから、働く代わりに女工の悲惨な実態を本にして世に知らせた。としをが生活費を稼いだ。『女工哀史』の出版1カ月後細井は世を去った。としをは内縁の妻だったから相続権がなかった。その後、としをはどこの職場からも締め出された。

しかし、としをは言う。
旧憲法では相続権もなかった私
でも私はちゃんと相続できたのよ
愛した人の生き方を守るのが本当の相続人だ、と。