隣県でMM患者会のブロック会があったので参加しました。近県から30数名が参加していました。

患者会は、患者が心穏やかに前向きに病気と共に暮らせるよう活動しているボランティア団体です。一人ぼっちで、心細い気持ちの中で闘病している方をなくそうとしています。MMが治癒する病気になる日まで一生懸命活動します。

MMの症候 CRAB C=Calcium カルシウム R=Renal腎障害 A=Anemia貧血 B=Bone骨
MM患者は全国に約25,000人いるといわれています。当日は、昭和50年代からMMの治療をされている先生のお話を聞くことができました。かつては診断から3年以内に半数がなくなる病気でした。近年MM治療薬の研究は目覚しく、下記の通り国内承認が得られています。

2019.  8   ダラツムマブ   未治療MM
2017.  9 ダラツムマブ   再発・難治性MM
2017.  3 イキサゾミブ   再発・難治性MM
2016.  9 エロツズマブ   再発・難治性MM
2016.  7 カルフィルゾミブ 再発・難治性MM
2015.12   レナリドミド     未治療MM
2015.  7 パノビノスタット 再発・難治性MM
2015.  3 ポマリドミド   再発・難治性MM
2011.  9 ボルテゾミブ   未治療MM
2010.  6 レナリドミド   再発・難治性MM
2008. 10  サリドマイド     再発・難治性MM
2006. 10  ボルテゾミブ     再発・難治性MM

1990-2000年は5年生存率が約30%であったものが、2001-2012年では約50%に向上しています。
私がMMと診断されたのが2007年10月です。サリドマイドが承認される1年前です。5年生存率が30%から50%に移行しているときでした。私は、サリドマイドまでは使いましたが、レナリドミド以降の薬は未経験です。各年の患者数の推移は下記の通りで、特に50歳台後半から患者数が増えています。
2000年 4120人
2005年 4413人
2010年 6356人
2011年 6860人
2012年 6877人

MMは血液疾患の中でも最も多彩な症状を呈するといわれています。よって多くの診療科によるチーム医療となります。白血病やリンパ腫との相違点です。以前は、症状が出たら治療開始でしたが、現在は、国際基準でM蛋白が一定以上になったら治療を始めます。よい治療は早くから行わないと、後からでは使えなくなることがあるからです。