今から200年ほど昔、実際に江戸で出版された本の話。

開かれた広い心こそ、学問や世の中の進歩につながる。女であれ、男であれ、優れた才を持っている人は、誰でも同じように重んじられなければならない。西洋は算法を重んずる。その底には、正しいものを冷静に認める考えがある。世の中すべての考え方に通ずる。その手始めが算法。

殿様なんて、わしらが考える以上に不自由なものらしい。こちこちの頭の古いご家来衆に囲まれて何もできないお大名。

算法をしっかり学ぶことが、多くの学問の基礎になる。

書中には、藤田貞資、会田安明などが登場する。藤田貞資には、当地からも門弟が師事している。

小学生にもわかる文体で、平易に書かれている。