太平洋戦争終戦後、満州に残されて民間人の早期引き揚げのため各地を奔走した、丸山邦男の功績を語り継ぐ企画展が開かれている。以前、満蒙開拓平和記念館を訪れたときにも触れたと思うが、戦後の混乱期に、丸山を含めた無名の三名が日本人の引き揚げのために立ち上がったのです。当時日本を占領していた、マッカーサー元帥に邦人引き揚げを陳情し、その結果、1946年4月から邦人引き揚げが開始されました。

 この話は、NHK特集ドラマ『どこにもない国』として、ドラマ化し放送されます。日本の敗戦をもって「満州国」は消えました。原作は「満州 奇跡の脱出」ポール・丸山著、高作自子訳です。引揚者の苦労や、この三名の偉大さは語りつくせないものです。(文中敬称略とさせていただきました)